前日からのつづき。
10月16日(日)晴。1.5m/sくらいの南よりの風。高知市の最低気温18.4℃、中村の最高気温27.9℃。8時間36分(バイクタイム5時間36分)121.58km。累積標高849m。data
このツーリングの予定を立てる時、高知までは2-3日でなんとなく行けるだろうと思っていました。そこから先、主に山岳の続く道をどのように行けばいいのか、まったく予測ができていませんでした。だから、高知市街を離れがたくて、土佐市あたりでうろうろ宿を取ったのかもしれません。日本の中央構造線に位置する四国です。足摺岬、その先の伊予の国への道はただただ怖いという他にありません。
ビジネスイン土佐のお部屋が東側に面していましたから、日の出の朝焼けで目覚めました。
朝食は7:00からでした。この写真の隅に写っているゼリーとヨーグルトは持ち込みです。
宇佐しおかぜ公園にある鯨モニュメント(実物大?)。土佐湾一帯ではホエールウォッチができるらしいです。
宇佐大橋からの眺め。どんだけ海が青いんだろう? 西側の浦ノ内湾は入り組んだ入江です。
第36番札所 独鈷山 伊舎那院 青龍寺、ご本尊は波切不動明王。
参道横に小さな滝。
宇佐大橋を渡り、もう一度北側の入江に戻って進んでいくと、とびだしおじさんが... やべえやつだ
ローソン中土佐町久礼店でランチ。この旅全体に言えることですが、山中ではなかなかコンビニがありません。お昼時にコンビニがあってよかった。アイスコーヒーたのんだらミルクとガムシロ混ぜてクルクルしてくれた! お、お接待やな!
七子峠から望む海。地図で確認すると双名島かな? これ、写真だと単なるいい眺めだけれど、下を見るとヒュンってなるやつです。
軽快に坂をくだって、第37番札所 藤井山 五智院 岩本寺。ご本尊は不動明王・観世音菩薩・阿弥陀如来・薬師如来・地蔵菩薩。
岩本寺の境内はあちこちにポップアートが描かれています。本堂の天井には有志の方々が描いた天井画がありました。
どこの海岸線もすばらしい。海がきらきらしています。黒潮町上川口付近。
今夜お世話になるホテルはホテルサンリバー四万十さんです。翌日が雨予報であったため、このホテルに2泊で予約しました。
すばらしいホテルでした。とにかく何が素晴らしかったかというと、スポーツ自転車のために鍵のかかるガレージがあることです。ガレージ内は照明もありますし、夜メンテナンスをすることだってできます。エクセレント!
お部屋も清掃が行き届いていて清潔です。ホテル自体が新しいせいもあるのですが、カーペットも清潔だし、使い捨ての内履が用意されているのも素晴らしい心遣いだとおもいました。
少し離れたところにイオンマルナカのスーパーがありますが、ホテルの自転車を貸してくれるのでちょっとしたお買い物や散策にも便利です。夕食も豪華になりました。
天気予報どおり、翌日の17日(月曜日)は雨でした。全行程中に雨が降ったのはこの日だけでした。
朝食はやや少なめですね(どこが)
雨が降っているのでTシャツをコインランドリーに入れてジャージを着ています。
ホテル横に併設されているショッピングセンターでお土産などを買って宅配便で送ったりしてしました。奥の方にあった四万十川で拾った(拾ったいうな)石に300,000円の値札がついていてびっくりです。日本愛石協会でぐぐると雑誌なんかも出しているようで、なんていうかねじ式?
このホテルの目の前から足摺岬行きのバスが出ていました。忙しいお遍路さんだったら、雨の日を利用して足摺岬まで行って第38番 金剛福寺へ参拝してもいいかもしれません。わたしは自転車で行くことに意味があるので、この日は十分に休養としました。
わたしはこのホテルがとても気に入って、翌日の金剛福寺のベースとすることにしました。往復で100kmくらいになるはずで、ちょっと登りがあっても余裕のあるサイクリングになるでしょう。
翌日につづく。