あと20回しかない

なんちゃってお遍路さん(0)フェリーに乗って徳島へ行く

 妻を亡くして3年半、もう旅なんかできないと思っていました。パッケージな観光旅行じゃなく、無計画で行き当たりばったりな旅です。何かが少しずつ変わっていきます。ずっと同じ場所にはいられないのです。ふと思い出したのは、5年前に岡山から徳島を走った続きです。さあ部屋を片付けて、荷物をまとめて、旅に出よう。

 10月11日(火)薄曇。3m/sくらいの南風。東京の最高気温25.8℃。2時間13分(バイクタイム1時間41分)41.27 km。

東九フェリー

 17時ごろ、東九フェリーの有明ターミナルに着いたのはいいけれど、エントランスは閑散としていて人気がまったくありませんでした。出航時間が19:30なので、まだ時間が早かったようです。恐るおそる2Fに上がり、チケット売り場のお姉さんに聞いて事前予約の乗船券を発券しました。

 

 車両に貼り付けておく行き先カードをもらいました。クルマのフロントガラスに貼り付けておくものらしいですが、自転車には貼り付ける場所がありません。

 2時間半も時間があるので、写真を撮って待ちます。夕焼けがきれいな日でした。有明埠頭は重油っぽい匂いが充満しています。

 今夜のフェリーは「どうご」でした。

 18時ごろ、乗船開始のアナウンスがありました。自転車を持ってクルマの列に並びます。輪行袋に入れれば乗船賃だけで運べるのですが、オトナだもん。めんどくさいことはお金を払って解決です(キリッ)。最初、2輪車のレーンに並ぼうとしましたが、柱のところで待つように指示されました。で、結局一番最後にされた。

 19:30定刻通りに出港です。今夜は十六夜です。

 相部屋の2段ベッドは清潔で快適でした。わたしは上段でしたが、下段には乗客はいなくて気兼ねないお部屋になりました。

 コインランドリーは2台ありました。

 あちこちのブログなどに紹介されている通り、自販機がとても充実しています。値段もコンビニなどと同等価格で良心的といえるでしょう。

 今夜の夕飯は、ガパオライスと塩ホルモン、それからビールです。

 この日は波も穏やかで、大きな揺れを感じることなく眠ることができました。毎日の習慣どおり、6時ちょっと前に目が覚めて甲板にあがりました。太平洋上で見る朝焼けです。

 船内には航行マップが備え付けられていて、この時船は紀伊半島沿岸にいました。

 朝ご飯はうどんと助六です。船上でこんなに充実した朝ご飯がたべられるとは...

 お昼は徳島ラーメンとカレーパンです。

 徳島着が13:20ごろなので、それまでほとんどやることがありません。ぼーっと海など観ながらすごします。


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 13:30、定刻どおりに徳島港に着岸しました(わかりづらい)

次回へつづく