あと20回しかない

お遍路さん結願編! もうなんちゃってなんて言わせない(1)今夜の宿がまだ決まっていません

…前日からのつづき

 世界中どこにでも朝が来るように、海の上にも朝がきました。

 フェリーの中は基本的にwi-fiが通じませんし、やることもあんまりなくてただ進みゆく海を見つめるだけです。

 やることないのでお昼ご飯をたべました。

 定刻通り13:20に徳島に到着。今夜の宿がまだ決まっていません*1

 5月10日(水)晴。3〜4m/sくらいの北東の風。徳島の最低気温13℃、最高気温25.5℃。3時間34分(バイクタイム1時間48分)31.66km。累積標高68m。data

 下船してすぐに休憩。このミルクムースシューうめえな… なんだろう、このお手伝い終わってないのにおやつだけ食べるかんじ。

 徳島平野の真ん中を流れる吉野川、大きな川です。四国三郎と呼ばれ、この徳島平野そのもが長く大きな三角州になっています。

 当面の予定は1番 霊山寺から22番 平等寺までの参拝です。1番 霊山寺は本来お遍路さんが最初に訪れる場所ですね。ぼくもここからスタートです。

 大池で一心に仏に縋る童子たち、せめて何か着た方がよいのでは?

 2番 極楽寺。ここで、なにやらカメラクルーがいました。どうやら人力車で四国お遍路を始められたガンプ鈴木さんという方が取材を受けているようです。人力車でお遍路さんをするなんて只事じゃありません。遍路道の登坂の多さ、向かい風を受けた時の進まなさ、第一、人力車そのものが機材トラブルがあった時に簡単に修理の部品があるとは思えません。ガンプ鈴木さんは人気の力車さんらしく、よく見るとファンの取り巻きの方々までいます。ぼくももう少し若くてイケメンだったらなあ…

 3番 金泉寺。ガンプ鈴木さんの取材クルーの方が先回りで来られていて、写真を撮っていただきました。

 電話で5番 地蔵寺前の遍路宿、森本旅館さんに予約を入れて今夜の宿が決定しました。森本旅館さんについたのが16:30くらいだったと記憶しています。すぐに荷物だけを預けて坂道を4番 大日寺まで参詣しました。

 帰り道、17:00まであと10分くらい時間があったので地蔵寺も参詣できました。これで翌日の朝は7:00まで待たなくても済みます。

 こちらが今夜お世話になる森本旅館さんです。遍路宿として必要十分な設備がありました。

 森本旅館さんから徒歩5分くらいのところにコンビニがあり、まだ17時ちょっと過ぎなのにお弁当が半額になっていました。

 ふと見ると旅館のすぐ隣の草地に柴犬が放たれていました。ああ、ウチも田舎だったからわかるけど、お散歩がわりなんだろうなあ、なんというのどかさ。

明日へつづく…

*1:でも大丈夫、野宿できるから! のポーズ