今朝は二度寝してコンフォートホテル新山口のフリーの朝食をいただきました。残りの距離もだいたい把握できて、今日フェリーに乗れそうです*1。面白い小説の残りページを数えるような気持ちです。
5月23日(火)くもりのち晴れ。4〜6m/sくらいの北寄りの風。山口市の最低気温17.8℃、下関市の最高気温22.2℃。9時間57分(バイクタイム7時間2分)117.82km。累積標高132m。data
宇部市、厚東川に架かる厚東川大橋から。
山陽小野田市、厚狭川に架かる厚狭川から。
どこからが伊予灘というのかよく知らないんですが、しばらく瀬戸内海特有の島のある風景を見ていません。
下関、気屋川に架かる気屋川橋から。
来たぜ! 関門海峡夏景色
長州砲、明らかに九州に向いていますね。
壇ノ浦古戦場。義経の八艘飛びと碇知盛ですね。周りには源平合戦にまつわる大河ドラマで彼らを演じた俳優の手形が飾られています。
安徳天皇が眠る赤間神社。
平家の一門を祀る塚があり、句碑があります。「七盛の墓包み降る椎の露 虚子」
関門海峡には歩行者・自転車・原付バイクが通るための人道トンネルがあります。
自転車・原付は20円の通行料です。
エレベータで地下まで降ります。
並走するトンネルは国道2号線なので、その歩道も国道2号線です。
中間地点は県境です。はじめまして福岡県。ここ水面下58mなのに、携帯の電波が飛んでいました。
トンネルを抜けるとそこは九州でした。九州側から見る関門橋と和布刈神社の鳥居。
トンネル出口の脇になにか食べられそうな若松屋という定食屋さんがりましたが、食べられたのはおでんだけでした。
関門海峡は船の往来が多い海域のようです。大きなコンテナ船なんかも通行していました。
門司港駅付近はなんだか急に街並みがおしゃれになって、一種の美観地区になっているようでした。
旧門司税関。館内見学は無料で、古い資料や密輸入に関する展示が見られます。
密輸のあれこれ。
門司港のはね橋、ブルーウイング。開いている途中なんですけれど、ゆっくりすぎてよくわからない。
旧大阪商船。
旧門司三井倶楽部。
門司港駅もレトロな雰囲気です。
門司港駅のすぐ脇にはバナナの叩き売り発祥の地。
門司港駅から新門司のフェリー乗り場まで直接行ってもいいんですが、18時までまだ少し時間がありそうなので、小倉の街の平坦コースを走ることにしました。ついでにちょっと観光など。
小倉城。
旦過市場。2019年、2022年と度重なる火災に見舞われて復興途上です。巻き寿司を買っておやつにしました。
新門司港フェリーターミナルに到着しました。2週間よく走ってくれました。
新門司港フェリーターミナルに自転車旅のおじさんと遭遇。よく見ると、同じRITEWAYのSHEPHERD CITYの年式違いです。英彦山〜五島列島方面を全泊野宿で走ってきたというお話でした。
こんやの宿はオーシャン東九フェリー「どうご」です。連泊です。wi-fiないので自分を見つめて過ごします!
九州、また会おう。
いよいよ東へ向かう自分へカシュ!
(自分自身をみつめながら)明日へつづく…
*1:オーシャン東九フェリーのweb予約サイトでは2日前までしか予約受付ができなくて、昨日電話で予約したのでした。