あと20回しかない

2023秋の遠足(4)相馬〜仙台

 昨日のつづき

 10月1日(日)雨のちくもりときどき晴れ。午前中は弱い西よりの風。午後は3m/sくらいの南東よりの風。相馬の最低気温19℃、仙台の最高気温25℃。6時間21分(バイクタイム3時間31分)72.84km。累積標高52m。data

 この日は朝から雨が降っていました。雨はお昼まで降り続く予報です。仙台までは50-60kmだったので、朝から出発すると時間が余ってしまいます。仙台市内で観光でもすればいいかと思っていましたが、この雨で観光時間がそのままホテルでの待ち時間に代わってしまいました。ガッツリ走る必要もなくこれくらいの余裕のある方がいいのです。それに膝もずっと痛かったですし。結局ホテルを出たのは11時くらいになりました。

 相馬市の地蔵川河口付近

 美しい海です。

 県道38号(相馬亘理線)のまま宮城県に入りました。震災遺構中浜小学校を通りかかって見学することに。

 小学校の校舎そのものと、20分程度の映像資料、語り部による詳しいご案内があり45分〜1時間弱の見学になります。突然起こる災害時、情報がきわめて乏しい中で自分の命や子供たちの命の生死を限られた短い時間の中で判断しなければならない、得難い経験知があるように思いました。

 小学校の屋上から見える海です。

 小学校のすぐ北隣は以前墓地があった場所で、お骨はいまだに回収しきれていないままです。

 ローソンでランチ

 亘理大橋のたもとから見る阿武隈川河口。この日、この阿武隈川の左岸と名取川の右岸、広瀬川の左岸と走りましたが、この旅でほぼ初めて追い風に恵まれてたいへん気持ちよく走りました。

 気持ちよく(なんの確認もせず)トンネルに入ろうとしてしまい、あわてて引き返して歩道にはいりました。仙台空港のアンダーパスで自転車が通れるようなトンネルではありませんでした。初見の道でうかつにトンネルに入らなくてよかった。

 名取川右岸、仙台東部道路の新名取川橋付近にある昭和8年三陸沖地震の津波がここまで来たことを示す標柱です。

 名取川から大都会仙台が見えてきました。こんなビル群を見るのは首都圏以来です。

 大都会にはアレな自転車屋さんがあり、変速調整していただきました。工賃は3,500円。

 この日の宿は仙台のホテルグリーンパレスでした。ロードバイクは非常階段下に地球ロックできます。無料コインランドリーありますが、1台しかないため時間予約制です。徒歩圏内にスーパーマーケット、コンビニあります。電子レンジがロビー横に1台あり。

 すぐ近所に100円ショップがあり、キッチンハイターと水筒ブラシを買って久しぶりに水筒がスッキリきれいになりました。スーパーで調達した夕食でこの日はおわり。

明日へ続く...