あと20回しかない

ロードバイクにドラレコつけてみた

 このブログの熱心な読者(がいると仮定して)はご存じだと思いますが、わたしはロードバイクに乗り始めた頃からドラレコをつけていました。万が一の時のため、そして記録として常時録画されていることの安心感があります。長い間、GoProやContourみたいなアクションカメラをドラレコの代用にしていました。ロングライドでは10時間以上の録画になりますから給電用のモバイルバッテリーは必須です。リアとフロントでモバイルバッテリーもふたつ必要でかさばります。要するに、2台のアクションカメラを持って出かけるのはめんどくさいってことなのよ。

 最近、オートバイ用のドラレコも随分普及してきました。小型のカメラ2台と本体(モニタなし)のシンプルな構成のドラレコが安価に手に入ります。一度配線してしまえば、電源を入れるだけですぐに録画が開始されます。モトカム D6WLっていう製品を購入したので、今日はその取り付けの実際をご紹介します。

 構成としては本当に単純です。下の写真には撮影のためのスイッチがあるんだけど、これは取り付けなくても動作するので実際には配線しません。広げてみるとこんな感じです。取り付ける前に、マイクロSDカードとモバイルバッテリー*1をつなげて録画テストをします。

 録画の確認はPC等にマイクロSDカードを直挿しして見られますが、スマホのアプリとWifi通信で繋げても確認できます*2。フロントカメラとリアカメラは別々のフォルダに分けて保存してありました。

 本体の設定もこのアプリ上からできます。基本的な設定しかできない感じでした。

 本体はトップチューブバッグに入れるとして、2台のカメラをどうやってマウントするかを考えます。リフレクターのマウンタに少し手を入れてカメラをマウントします。

 付属のマウンタとリフレクターのマウンタのボルト穴の位置がちょっと違うので、付属のマウンタに穴を開けてねじ止めできるようにします。

 こちらのリフレクターを利用してフロントのカメラをハンドルに取り付けられるようにしました。

 リアのカメラはこちらのリフレクターのマウンタを利用してシートステイに取り付けられるようにしました。

 リアカメラはリアタイヤのほぼ直上に来るので、気休めにプラ板を挟みました。たぶん、耐候性プラスチックじゃないとすぐにボロボロになる感じがします。

   フロントカメラをハンドルに取り付けました。なかなか小さいです。

 リアカメラはこんな感じに取り付けられました。GoProなんかをウエストポーチにマウントさせているとそれだけで一種の警告になるんですが、こんなに小さいと見つけてはもらえないでしょう。

 トップチューブバッグに本体とモバイルバッテリーを収納して、タイラップで配線をすっきりさせます。

 本体と配線のジョイントが防水じゃないっぽい感じがしたので、自己融着テープで養生しておきました。

 いままでずっとTOPEAKの大きめのサドルバッグを使っていましたが、リアカメラの視界を遮ってしまう問題があります。Amazonで写真を比べながら、いちばんしゅっとした感じのものに取り替えてみました。ストラップがブラブラして気になる人はちょっと糸で縫い合わせておくとよいでしょう。

 いざ、実走! ちょっとカメラの向きが傾いているのはご愛嬌です。

 ひとまずうまく録画されているようです。この録画が「証拠」になったりすることがないよう安全運転でまいりましょう。

*1:5V2A

*2:これなんでbluetoothじゃないのかね? 速度の問題? それともパテント料の関係かな?