お遍路さん結願編! もうなんちゃってなんて言わせない(7)登山・登山・登山

…前日からのつづき

 讃岐富士から朝日が登ってきました。きょうも暑い一日になりそうです。

  5月17日(水)晴れ。午前中は2m/sくらいの北寄りの風、午後は3m/sくらいの西寄りの風。多度津の最低気温16.5℃、最高気温30℃。10時間44分(バイクタイム7時間19分)83.62km。累積標高870m。data

 71番 弥谷寺。参道は鬱蒼とした森の中を歩いているようです。

 本堂に上がる手前に大きな石清水の湧く水場があり、どんなに日照りが続いても枯れたことがないそうです。死者が帰ってくると言われています。

 540段もの石段を登ってようやく本堂へ。

 70番 本山寺。本堂は国宝です。五重塔は修復中でした。

 財田川に架かる三架橋。観音寺市のシンボルです。

 69番 観音寺。

 68番 神恵院。観音寺と同じ境内にあり、コンクリート造でモダンな本堂です。

 観音寺・神恵院の山門前に同好の士。FujiのTouringってバイクですね。25L?のリアバッグが両サイドに架かっていてパンパンで重そうでした。

 67番 大興寺。

 大興寺参道の石段の脇に大きなカヤの木があります。幹周4.1m、樹高20m、弘法大師のお手植えと伝えられていて樹齢1200年です。

 このような遍路道を示す古い塚がたくさんあります。Googleマップも、お遍路の歩き方もない時代に「右 うん遍んじ」とだけ書かれた道標を頼りに四国を旅する人たちがいたことを想像すると胸が熱くなりますね。

 その雲辺寺へ歩いていくこともできるそうですが、標高900mもあるんです。ロープウェイ一択でした。ここまでだって250mくらいは登ってるんですよ。どうせならもっと麓から乗せてくれたらいいのにね。

 運行は20分間隔、運賃は往復2,200円です。

 待合室にあったアイス、全品160円。井村屋のあずきバーはフィルムの中身が霜でバリバリでした。おしかったけどw

 雲辺寺駅についてからも山門までけっこうあります。歩いて5〜10分くらいですけれど、県境をまたぎます。雲辺寺の本堂は徳島県なんですね。参道には五百羅漢が表情豊かに待っています。

 ようやく仁王門に辿り着きました。

 本堂。こちらもコンクリート造ですね。こんなところまで生コン車が入ってきたのか。

 雲辺寺山頂公園には天空のブランコの他、リフトもありますね。冬季にはスキーもできるのかな?

 ローウプウェイを降った雲海亭さんできつねうどんいただきました。

 麓から眺めるロープウェイ雲辺寺駅(奥に見える山の山頂の赤い屋根なんだけど、写真だとほとんど見えないです)。

 愛媛県。

 三角寺に向かっていますが、またまた登っています。お寺に続く道に立つ標識がドライバーから見やすいように斜めに立てられていました。

 65番 三角寺。石段に歴史を感じます。四国遍路をしらない人に言いますが、想像の3倍は登っています。

 本堂前にある山桜の脇に一茶の句碑「これでこそ登りがいがあり山桜」。山桜だけで登ってこられるわけじゃないけどな。

 今夜のホテルはJR予讃線脇のビジネスホテルマイルドさんです。その昔、線路脇のマンションに住んでいた頃、奥さんが「電車がうるさいから終電まで眠れない」と言っていたのを思い出しました。

 こちらのホテル、wi-fiが独自で補償金を入れて実質200円での貸し出しです。LANからルーター繋いだことがない人には難しいかも。ソフトバンクの携帯はFONルーターかなにかが無料で繋がるみたいです。

 ホテルから少し離れたところにハローズ三島店があり、夕飯のはそちらで調達できました。

明日へつづく…