昨日からつづく
前日の準備
ちょっと話は前後しますが、前日にこの日のチートの準備をするために花蓮駅を訪れました。
どこにでも登りたい人はいるようです。
翌日のチートデーのために列車の切符を買いました。乗車券が155元、自転車が78元です*1。用意したメモを見せ、サイクルトレイン車両がある列車の時刻を教えてもらいました。花蓮から宜蘭まで山岳のトラックが多い地域になるので、自転車環島の人はこの区間だけ列車を使うのがセオリーになっています。翌日の天気が雨予報なので、ひとまず礁渓までの切符を買って天気が回復すれば宜蘭なり羅東で途中下車して走り出せばいいやと思っていました。
きょうはチートデー
いよいよサイクルトレインです。恥ずかしながら、日本国内でもサイクルトレインに乗ったことはありません。1番線からなら東口からそのまま入れます*2。
サイクルトレインは最終車両だけが自転車積載用に作られています。自転車は前輪を引っ掛けて、後輪をストラップで固定するタイプです。結構揺れます。リアバックをそのままで引っ掛けてしまいましたが、お高い自転車だったりした場合はバックは外した方がいいと思いました。念の為、クイックリリースの締まり具合も確かめた方がいいです。
車両全体はこんな感じです。
台湾の一部では日本の気象庁のナウキャストが見られる地域があります(見えない時もある)。台湾の雨雲レーダーアプリより正確です。今日の昼間の降水確率は50%だったから礁渓*3まで乗るかな。前線に向かって南風だそうだから雨の降るパターンだそうだ。
車掌さんがどっから来たの?(中国語だからわからんけど多分そんな感じ)って言うから「環島をしに日本から来た」って英語で言ったら、中国語で頑張れよ的なことを言ったと思う。本当は「オマエの使ってるiPhoneチップは台湾のTSMC製だぜ」って言われたのかもしれん。素直なことは良き事哉。
車両が新しいせいかトイレもきれい。車内トイレの写真撮っていたら車掌さんが駆け寄ってきた。怪しいよね、そりゃ
写真では遠近感がわからないけど、山というより崖。そりゃ地震がきたら崩れるよ。
礁渓の駅に着きました。
あいにくエレベータが点検中で使えませんでした。地下道の階段には環島マークがあります。
気持ちも新たに出発です。
4月16日(火)晴れときどき曇り。午後は2m/sくらいの東よりの風。宜蘭の最低気温24.5℃、宜蘭の最高気温29℃。6時間20分(バイクタイム1:33:47)34.91km。累積標高65 m。data
礁渓駅はすっかり晴れています。
5〜6人の揃いのジャージで自転車環島している集団に会いました。「オレは環島にトライするために日本から来た。オマエらも頑張れよ」てなことを叫んでぶち抜きました。シャイな日本人とは…
あんまし走ってないのにセブンに入る贅沢感。台湾では「麻辣」と書いてあるものはなるべく避けるようにしていたんだけど、セブンのお弁当はそんなに辛くないです。あと、セブンに限らずだけどトイレのお手洗いがほんのちょろちょろしか水が出ないのなんだろう? 出しっぱなし防止なんだろうけど、だいたい1/4くらいはパッキン壊れた?くらいしか出ません。
遠くにうっすらと見えるのは亀山島
時間があるので、豆腐岩・北關海潮一線天と呼ばれる岩山に登りました。この旅で初めて地震が来てほしくないな、と思いました。
旧草嶺トンネル。廃線になった鉄道のトンネルを利用した自転車専用トンネルです。6/1〜9/30は8:30〜17:00、10/1〜5/31は8:30〜16:30のみ通行できます。それ以外の時間は閉門されるようです。
この日は福隆一間屋背包客桟(OneHouse hostel)に宿泊しました*4。
清潔だけがせめての望みであるおじさんにとって、この旅で一番残念だったホテル。残念なホテルをいろいろ泊まって来たけど、その傾向としてはやたらアートを全面に出していること。エントランスの階段を登っている時にイヤな予感がしたんですよ*5。
夕飯は太祖魷魚羹 福隆店で肉𤎖飯と台湾ビール、70+70元。他にも鮮肉𤎖、70元。魷魚𤎖米麺、70元。ホテルに帰りたくなくて爆食いしました。
明日へつづく