あと20回しかない

ゆるっとふわっと九州(2)小倉―杵築

前日からのつづき

 初日からよく眠れましたが、4時半ごろ目が覚めると窓の外はまだ真っ暗でした。この日、福岡の日の出が5:18で、東京の日の出は4:36でしたから「南の方はずいぶん日の出が遅いんだな」と感じました。その代わり、福岡の日の入りは19:12、東京では18:39ですから同じ分くらい遅くなっています。日中が長いというのも、この時期にサイクリングする楽しさでありますね。

 2025年5月15日(木)曇り時々晴れ。2〜4m/sくらいの東寄りの風。行橋の最低気温は14℃、杵築の最高気温は23℃。8時間55分(バイクタイム6:48:43)115.68 km。累積標高222m。data

 小倉は四国巡礼の帰りに門司までいく途中に走ったことがありますが、幹線道路も比較的走りやすい感触です。

 写真は北九州空港の西に広がる広大な干潟。真ん中に見えるのは間島です。

 途中、「北九州・京築ルート」と書かれたルート表示がありました。門司から中津に至るサイクリングルートを示しているのですが、歩道に書かれていることから見てもお察しです。こういうのは自転車に乗らないお役人さんが観光ムーブに乗りたくてやってるポーズにすぎません。ポーズでもいいから車道に書いてほしいです。自転車に対する理解が足りないしなにより本気が感じられない。

 ということで中津城。中は見学しませんでしたが、なかなか立派な石垣と天守です。

 中津城のすぐ近くに福澤諭吉旧居跡がありました。

 この一帯の辻々や民家の軒などに福澤諭吉の金言などが掲げられています。

 日豊本線の天津駅のすぐ北に「大横綱 双葉山生誕の地」という塔がありました。第35代横綱・双葉山定次のことで、近くにある双葉山神社が四股名の由来になったようです。

 ちなみにこの塔の前はこんな感じ。一面の麦畑です。全部大分焼酎になるんでしょうか…(それはない、と思う)。九州はどこでも麦の畑を見ることができました。

 農機具のウインドウディスプレイ。

 ヤンマーのポスターまである。あるんや… *1

 お昼は宇佐市にあるうどんや大黒で定食をいただきました。

 写真だとちょっと小さくて見えにくいですが、山の斜面に「USA」の文字があります。

 この日は曇りがちで国東半島の両子山はどこからも見えませんでした。国東半島をショートカットするコースで最高峰は立石峠のはずです。

 関東では見なくなったレンゲ田。これ、緑肥にするためにタネを撒いてるんだってね。

 この日のホテルは杵築市のホテルいな里です。ホテルについてはgoogle mapのクチコミに書きました。

 ホテルのすぐ隣がスーパーで食料の調達に困りません。夕食に飲食店を避けているわけではありませんが、朝食を一緒に買えることやヨーグルトを買える理由でスーパーやコンビニで買うのが習慣になりました。ホテルを探す時にも近場にスーパー・コンビニがあることを確認します。

明日につづく…

*1:これ、結構大きいポスターで新聞の見開き(A1)くらいの大きさです