ひさしぶりのお泊まりライド。甲州街道(国道20号)を下って甲府までいってきました。前日まで雨でしたが、日曜・体育の日と、晴れる予定だったの急遽甲府行きを決定。途中、笹子峠などありたいへん楽しいサイクリングになりました。
10月8日(日)はれ。午前中〜午後(笹子峠を越えるまで)は1〜2m/sくらいの南東の風。笹子峠を越えてからは2/sくらいの南西の風。大月市の最高気温25.9℃。9時間5分(バイクタイム6時間25分)127.89km。
この標識を撮るためだけにちょっと遠回りして万願寺駅のそばまで行きました。まあ、100kmちょっとだと思うと朝もそんなに早くなくていいし、すっかり日が昇って気持ち良い青空です。結局八王子の多摩美まで野猿街道を使ってるんですよね^^
津久井湖の南を通って相模湖へ。相模湖では観光客とは別に大学のボート部の練習がさかんです。美しい艇のフォルム。
ちょっと早かったが水分補給のために上野原でひとやすみ。さっきの相模湖の公園で水分補給すればよかった....
上野原から少し上流の広い河原(桂川)。この川に沿って少しずつ登っていきます。大月駅あたりから支流の笹子川になるのかな?
大月駅のちょっと手前、ふと見ると木製の小さな橋が架かっているのが見えました。
『名勝 猿橋』という看板が出ていたので、近くまで行ってみます。
まあ、なんともかわいらしい橋でした。すぐ近くに猿塔もあり、なんというかまあ日本的トーテムポールですね。
岩殿山。
ちょうどお昼になったので、大槻駅付近の大和さんでおおもり。
東京から100kmポスト。このポストのすぐ脇にいちじくの木があり、放置されていたみたいなので、ひとついただきました。身の割れたいちじくってスーパーには売ってないのよね。
そして運命の分かれ道。まあ「新笹子トンネル 自転車」で検索してみてください。一応一般国道なので、歩行者も自転車も通行可なんですが、片側一車線の車幅が狭いうえに反対車線と対面しています。
坂は苦手なんですが、命にはかえられません。正直、ここまでずっと登ってきて2,953メートルTTやれる自信がありませんでした。ということで、旧道に逸れます。そこはうっそうとした杉林。あたり一面杉の香りに満たされています。この旧道を300m登るのです。ひぃ。
つづらおりの道は、前日の雨で湿っていて、ところどころ地下水によって苔むしている場所もあります。これはむしろ登りよりも下りが怖いパターンです。道路の脇は砂利や小枝もたくさんあります。カーブでちょっとでもフロントのグリップを失ったら... 途中から携帯が圏外になりましたTT*1
半分くらい登ったところに沢の湧水がありました(Google マップ)。ありがたい。めちゃくちゃ冷たい(10℃くらい?)。喉をうるおし、水筒につめ、頭からかぶって気持ちE。
もうすぐ笹子隧道か? という手前に「矢立の杉」があります。旧道から100mくらい脇に入ったところですが、実際に目の前にすると圧倒されます。それが大きさなのか、源頼朝も矢を射たと言われる歴史からなのかわかりませんが。
矢立の杉の対面にはお地蔵さんがあり、杉良太郎が建立したとか言われております。
ついに笹子隧道にたどりつきました。えっと、ここで何か呪文を唱えるんですよね?
車幅は狭く車は交互通行になります。中はまっくらで、歩いて通るにはまずおしっこをしてからにした方がよさそう。西側の出入り口はやや質素ですね。
ホテルは甲府駅駅前のドーミーイン甲府丸の内を利用させていただきました。自転車はバックヤードで預かってもらえます。とてもよい対応だと思いました。コインランドリーは9F大浴場に設置あります。洗剤は自動投入、乾燥機に使用は有料(200円)。フロントにコインランドリーで使える鍵を貸してもらえます。大浴場は天然温泉。露天風呂あり。ちょうどビジネスホテルと温泉旅館の中間みたいな感じでしょうか。
ホテルは新しく(2017年9月オープン)清潔。部屋もベッドも広め。6F西側の605号室に宿泊しましたが、眺望は期待しないほうがよいでしょう。
部屋のベッドサイドには携帯電話充電用のUSBスロットありました。ケーブルも用意されていますが、差込部の質が悪くて使わない方がいいです(スロット部をよく見て自己判断してください)。
ライトアップされて、ひときわ目立つ山梨県議会議事堂。
夕飯は駅前の『甲州ほうとう 小作』でいただきました。休日の夕方ということで、30分くらい待ちました。
馬刺しの甲州ワイン
鳥もつ煮とほうとう
ほうとうというと野菜メインなんだけど、現代人にはちょっとお肉分が足りなくて物足りなさがあります。「豚ほうとう」いうのにすればよかった。*2