サイクリングや日常的なトレーニングにあるといいもののして,サイクルコンピュータ(略してサイコン)があります。小型の専用のサイコンもありますが,わたしはiPhoneアプリであるCyclemeterを使っています。Cyclemeterでできることはだいたい以下の通りです。
- スピードメーター・ケイデンスメーター・心拍計などの計器
- ルートナビ
- 記録
専用のサイコンというものを使ったことがないので安易に比較できませんが,iPhoneならば画面が大きいので(1)メーターとして大きな文字を表示しておけること (2)ナビのマップも見やすいこと が気に入っています。
スピードメーター・ケイデンスメーター・心拍計などの計器として
CyclemeterはBluetooth機器を登録できます。スピードメーター・ケイデンスメーター・心拍計などを登録しておけば,それぞれのデータをリアルタイムに画面に表示します。
これだけ文字が大きいと視認性がいいですし,文字の色も自由に変えられるのでパッと見で今自分がどんな状態で走っているかがわかります。トレーニングや道の間違いようのないCRなどを走っているときはたいていこのモードを表示にしています。
CyclemeterはiPhoneのGPSを利用できますので,スピードセンサーがなくてもGPS計測の距離からスピードを計算して表示させることも可能です。
また,この画面は種類や文字の大きさ(配置)などのカスタマイズが可能で,複数の画面を追加でき,フリックで画面移動できます。
ルートナビとして
CyclemeterはKMLなどを読み込んで,そのルートを示してくれます。マップを表示させていれば,自分がコースから外れたかどうか一目瞭然ですね。
ルートの作成はルートラボを使っています。GoogleMapでもルートは作成できますが,高低差などを参考にしながらルートを作成できるのでもっぱらルートラボを使っています。
パソコン上でルートを作成して,KMLをDropBoxに保存して*1,iPhone上のCyclemeterにインポートしています。具体的なインポート手順は以下のサイトをご参照ください。
記録として
記録というか,あれですよ。ひとり反省会withビール。データがクラウドに同期されて大きなマップや数値のグラグとしてじっくり見られます。このアドレスはメール同期でURLが送られてきます。
FaceBookにリア充アピールもしちゃいます。
月ごと,あるいは週ごとに距離なんかが集計できます。
カレンダーから,過去のライドもすぐに参照できます。
ELITEについて
Cyclemeterは無料で使えるんだけど,ELITEというアプリ内課金があります。600円/年です。Apple Watch対応とかヘルスケア対応とか。別に無料版でもまったく問題ありませんが,Cyclemeter自体が600円/年以上の価値があると思っています。わたしがELITEにした理由はマップがGoogleMapが選べること。GoogleMapなら地形表示もできます。なにより扱いやすい。
ま,GoogleMapが使えるといってもログインしているわけじゃないので,My Mapとかが表示できるわけじゃないんだよね。
弱点
Cyclemeterの弱点というのはスバリiPhoneのバッテリー問題です。視認性ためにバックライトも一番明るくしてますから,予備バッテリーなしだと3時間くらいで消尽するはず。
あと,取り付け方にもよるんですけど雨に弱い。そりゃiPhoneですから。防水のマウントとかに入れると,今度は夏のさかりに温度が高すぎて警告出しちゃうようです。まあ,雨が降り出したら走らんことだね。
iPhoneはトピークのライドケースでマウントさせています。素早くしっかりマウントできるので,これがベストな選択肢じゃないでしょうか。
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*1:公開しているルートならルートラボから直読みしてもかまいませんが,プライベートな秘密のルートってあるじゃないですか^^ そのためにいつもはDropBoxに一旦落とすようにしています。