通常、チューブレスのパンク修理は携行チューブを入れてしのげばいいとされています。タイヤを持って出られる荷物の余裕があれば、外出先でもタイヤを交換できるはずです。外出先でチューブレスのタイヤを交換しなければならない時、携行ポンプではビードが上がらないらしいので、TOPEAK AirBoosterを購入しました。ついでに携行の圧力計としてTNIケータイゲージもセットで購入しました。
16gのボンベを含めた3点セットで120gくらいあります。こうやってサドルバッグがどんどん重くなっていくのだな...
チューブレスタイヤが外れない
CO2インフレーターを初めて使う人は、練習した方がいいというアドバイスに従うことにします。ついでにチューブレスの脱着から復習しようとしましたが、タイヤが外れない。←そっからか!
この説明とは異なるのですが、親指で押すというより、残りの四本の指で「はぎ取る」といったイメージでタイヤを外すことができました。自分の感想ですと、タイヤのビードがリムの内側にしっかり食い込んでくっついている部分を、タイヤを変形させて外すって感じです。
空気が入らない
やれやれ。ようやくタイヤを外し、さらにまた嵌めて、実際に空気を入れてみましょう。入りません。
要するに、ボンベがネジ切れていないのです。TOPEAK AirBoosterには排出口のほかに2口の差し込み口があり、ひとつはボンベの入り口であり、もうひとつは使っていないボンベを差し込んで保管しておく口なのです。ほら、キャップのついている方が「ENGAGE」、保管用の方には「STORE」って書いてありますね。←説明書読め。保管用の方はどんなにひねってもねじ切れません。しかしながら「ENGAGE」側も、ねじ切った感触はありませんでした。
ちなみに、このTNIケータイゲージは英式バルブ対応品なので、英式バルブのジョイントが必要です。ジョイントがなくても空気圧が高いので押し込むと空気は入っちゃいます。ただし、手動で押し込むと一定の圧で入らないので、圧力計としてはうまく読み取れません。
結局、IRC Formula PRO TUBELESS RBCCで2本分くらい入りました。CO2インフレーターを使う大きな利点は、素早く空気を入れられる点につきると思いますが、通常のサイクリングですと素早く空気をいれなくてはいけない状況の頻度は高くないような気がします。そのために120gを持ち続けるのかどうか、よく考えるべきだと思いました。