3日目
1日目、2 日目と無事に走り終え、浜松から瀬戸までが2日目になります。
9月21日(月・敬老の日)くもりときどき晴れ。北の風1〜2m/sくらい。10時間17分(バイクタイム6時間25分)144.88km。
わたくしごとですが、浜名湖に来ると強烈に夏の感じに襲われます。初めてのひとり旅だったからかもしれません。
来たぜ、濃尾平野
浜名湖を過ぎてから、あまり坂らしい坂もなくほぼ国道1号沿いに走りました。岡崎城を過ぎ、矢作川を渡ったら、そこはもう濃尾平野です。
これより先は三河ナンバー、名古屋ナンバー、そして尾張小牧ナンバーが統べる地。「名古屋走りやにゃーとなめられるでかん」という土地柄です。ここではトヨタのエンブレムをつけている車がイチバンエライのです。
お昼ご飯は刈谷駅前のサイゼリヤでイカ墨パスタのダブルでした。
サイクリングの途中に行き当たりばったりで食事をする時、一番いいのはファミレスのチェーン店だと思います。味もだいたい当たり外れがないですし、食後に歯を磨いたり日焼け止めを塗ったりするのに、お手洗いのおおきなファミレスって結構便利なのです。
タイヤの空気圧が少し心配になってきたので、国道289号の途中にあるイオンタウン刈谷にあるイオンバイクさんでフロアポンプをお借りして適正圧に入れさせていただきました。ありがとうございました。
お墓に参った
実家のお墓にお参りしました。墓前で言うべきことはもうだいたい来る途中で済んでいるので、手を合わせただけ。
その足で本郷から星ヶ丘までぎゅんぎゅん走りました。東名の名古屋インターから星ヶ丘って5kmくらいなのな。本郷から上社付近が首都高との立体交差でさっぱりわからなくなっていたのでちょっと飛ばしました。そしたらあっという間に平和公園に着。母方のおばあちゃんに手を合わせました。伯父さんはお達者なんだな。
なにもかもが変わっていく
名古屋にいたのは18歳までなので、あれからもう33年も経とうとしています。ですから、わたしの知っている名古屋という町は全体のほんの一部だったでしょう。それにしたって、町の様子がどんどん変わっているのには驚かされます。昔の町はもうわたしの記憶の中にしかありません。もうないのです。
もうない風景のことをあれこれ思いを巡らせるのは一種の創作活動といえるかもしれません。実在しないものを目の前にしてるのですから。
お墓は生きてる人のためにあるというけど、もういない人のことをあれこれ考えるのも、創作活動なのかもしれません。...んなこと言ってると、また怒られそう。←これが創作なんだって!
うまい寿司
この日のホテルは瀬戸のビジネスホテル九番館でした。お部屋は広いし、こぎれいだったのですが、自転車の入室はNGでした(エレベータがないのです)。「なんとか鍵のかかる場所で」とお願いして食堂に置かせてもらいました。ありがとうございます。
夜ごはんはお寿司屋さん来せとでいただきました。 たまたまホテルのすぐそばにあるお寿司屋さんです。 お寿司屋さんといっても、敷居が低くて入りやすい感じがしたからです。 お寿司屋さんというより、ちょっといい感じの定食や居酒屋風な感じがしました。 ですから、まったく「お寿司を食べにきた」という気負いもありませんでした。 わたしが「初めてなので、おまかせでお願いします」と言ったら、 大将は「2100円と○○円(失念しました)の盛りがあります」と言ってくださって貧乏人の気分がラクになりました^^ 2100円の盛りをお願いし、獺祭の冷酒を1合いただきました。 出てきた盛りは超豪華でした。とても2100円でいただけるネタじゃありません。 そして一貫いっかんがめちゃくちゃ美味しい! ネタが新鮮で香りもいい。 獺祭ももちろん美味しいお酒でしたが、この寿司に酔いました。 追加でサバと玉子をいただき、もう大満足でお店を出ました。