まだクロスバイクでうろうろしていた頃、ローディの人たちを見て「レーパン+ジャージ」みたいな恰好だけはしたくないと思っていました。ああいう恰好をしたくなくてロードバイク購入を躊躇していたと言ってもいいくらいです。気軽に自転車を楽しんでいるというより、なんだかマジに前のめりな部活に入っているオーラを感じていました。ちょっとオシャレなカフェとか入店を断られそうじゃないですか^^
あの恰好に違和感を抱いているのはどうやらぼくだけじゃなく「あのピチピチパンツとハデハデジャージを着るのはちょっとなあ...」と最初は誰もが思っているらしいと聞きます。そして、誰もがピチピチパンツとハデハデジャージを着るハメになるのです。なぜか。
ピチピチのレーシングパンツ(レーパン)はあれです、お尻です。前傾姿勢のまま長い時間固いサドルに乗るので、どうしてもレーパン以外ではおケツが痛くなってしまうのです。それに、普通のズボンのまま汗をかくと下半身はお漏らししたみたいに濡れてしまいます。もう、レーパン以外の選択肢はありません。
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冬用の長タイツを穿くときは「ビブ付き」を選ぶのもいいかもしれません。個人差があるかもしれませんが、長タイツを穿いているとズルズル下がってきちゃうのです。ピンポンパン体操状態になってしまいます(たとえが古いっ)。まあ、ビブ付きはトイレの用が足しにくいということはあります。
ジャージはねえ、要するに汗なんですよ。大量の汗をかいた時にうまくさばいてくれればいいんです。ですから、30kmくらいまでならTシャツでかまいません。ロングライドで出かける時はジャージでないと、それこそお店にも入れないくらいずぶ濡れになります。夕方、陽が陰って急に冷えて来た時に汗が残っていると体が芯から冷えてしまいます。
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ジャージを選ぶコツはちょっと小さめを選ぶようにすることです。ぼくは身長170cmで、普段着のトップスはゆったりと着られるLを選びますが、サイクリングジャージはMを選びます(レーパンはLです)。ジャージの下にインナーを着るといいと言われていますが、ぼくは素肌に直接ジャージを着ています。
と、このように前のめりなクラブに入ってしまうと、もうかっこ悪いとか恥ずかしいとか思わなくなります。むしろ「ハデなジャージは視認性がよい」などと言い出す始末です。
ちなみに、レーパンを穿いたらすね毛は剃るべきです。誰もが中年男のすね毛なんか見たくありませんし、すね毛は空気抵抗が高いらしいのです。すね毛を剃ることで15W分も省エネになるという報告があるくらいです。